飲み物の選択
お酒の断り方|飲み会に参加して飲まないときの一言とLINE例文
文例・判断手順は編集上の提案です。実際の相談記録や専門家の個別助言ではありません。作成・出典・更新の方針
まず、結論
お酒だけを断るなら、会への出席と飲み物の注文を分けて伝えます。「参加します。飲み物はお茶にします」と事前に連絡し、当日も注文前に希望を伝えてください。理由の詳しい説明や、乾杯だけの一口は不要です。断っても強要される場合は、言い方より安全確保を優先します。

飲み会には行きたい。でもお酒は飲みたくない。そんなときは、出席の返事と飲み物の希望を別の文にすると、会を欠席するのか、お酒だけ断るのかが伝わります。
「参加するね。当日はお茶にするので、最初の注文もお茶でお願い」と連絡すれば、体調や家の事情を説明しなくても、相手にしてほしいことまで示せます。飲める人がその日は飲まない場合も、飲めない理由を作る必要はありません。
この記事では、事前のLINEから最初の注文、乾杯、お酌、繰り返し勧められたときまでを扱います。相手の反応は保証できないため、言葉は距離感に合わせて調整してください。会そのものを欠席したい場合は、飲み会の誘いを断るときの連絡手順が向いています。
この記事で分かること
- 幹事への連絡と、その場での注文をどう分けるか
- 上司・同僚・友人に、お酒を断る意向を短く伝える一言
- 乾杯だけ、一口だけと言われたときや、すでに注がれた後の対応
- 理由を話したくないときの返事と、やり取りを続けない判断
もくじ
- まず「出席・飲み物・会費」を分けて確認する
- 事前のLINEは、出席と最初の注文を伝える
- 当日は、グラスが届く前と届いた後で言葉を変える
- 飲まない理由を聞かれても、説明する範囲は選べる
- 「一杯だけ」が続くときは、交渉を続けない
- 曖昧な返事を、次の行動が分かる一文に直す
まず「出席・飲み物・会費」を分けて確認する
「お酒は飲まないです」だけでは、出欠を取りまとめている人に参加の意思までは伝わらない場合があります。反対に「行きます」だけでは、全員分のビールが注文されるかもしれません。次の3つを別々に確認しておきます。
表が収まらない場合は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動して左右キーで読めます。
| 確認すること | 伝える相手 | 決めておく内容 |
|---|---|---|
| 会に出るかどうか | 幹事・誘ってくれた人 | 参加する、欠席する、まだ未定のどれか |
| 最初に何を飲むか | 注文をまとめる人・店員 | お茶、水など、希望する飲み物 |
| 会費やコースの条件 | 幹事 | 一律会費か、飲み物を別に注文できるか |
飲まないことと、会費が安くなることは別です。料金が気になるなら、参加を確定する前に「お酒は頼まない予定ですが、会費は全員同じでしょうか」と確認します。割引や別プランがあると決めつけず、案内された条件で参加するか考えてください。
飲まない代わりに幹事、会計、送迎などを引き受ける必要もありません。手伝いたいことがあれば別に相談できますが、飲み物を選ぶための交換条件にはしないでおきましょう。
事前のLINEは、出席と最初の注文を伝える
友人に連絡する場合
金曜の集まり、参加するね。私は今回はお酒なしで、最初からお茶にするよ。まとめて注文するなら、私の分はお茶でお願い!
店が決まっていて飲み物を自分で注文できるなら、「まとめて注文するなら」以降は省けます。グループ全体に事情を知らせたくない場合は、幹事への個別連絡でも構いません。ただし幹事に伝えた内容が全員に共有されるとは限らないので、当日の注文時にも自分の希望を一言添えます。
職場の幹事へ連絡する場合
懇親会のご案内ありがとうございます。出席します。当日はお酒を飲まないので、飲み物はお茶を希望します。乾杯の分をまとめて注文される場合も、私の分はお茶でお願いいたします。
普段メールで出欠を返しているなら、件名を「懇親会の出席と飲み物について」にして、宛名と自分の名前を加えれば使えます。特別な手配がいらない場合に、長い謝罪を付ける必要はありません。
「お酒は苦手ですが、頑張ります」と書くと、飲むつもりなのかが曖昧です。今回は飲まないと決めているなら、「お酒は飲みません」「お茶にします」まで書いておきます。
当日は、グラスが届く前と届いた後で言葉を変える
最初の注文がビールでまとまりそうなとき
上司や先輩が人数分を注文しようとしていたら、自分の飲み物を具体的に伝えます。
私の一杯目はウーロン茶でお願いします。今日はお酒を飲まずに参加します。
同僚や友人には「私の分はお茶にしてね。今日はお酒なしで参加するよ」と短くして構いません。「私だけ違う注文でいいですか」と飲まないことへの許可を求めるより、希望する飲み物を注文として伝える形です。
乾杯だけビールをと言われたとき
乾杯もこのお茶で参加します。ビールはいただきません。
乾杯の場に加わることと、お酒を口にすることを切り分けます。「一口くらいなら」と自分の意向を変えて応じる必要はありません。お茶がまだ届いていない場合も、場を止めたくないからとお酒を受け取らず、「私の飲み物は後から来るので、先に始めてください」と伝える選択肢があります。
お酌を受けそうになったとき
お気遣いありがとうございます。お酒は注がないでください。こちらのお茶をいただきます。
相手がグラスに注ぎ始める前に言えると、希望を注文に反映しやすくなります。間に合わなかった場合は、注いでもらったことへの配慮と、飲むかどうかの判断を分けてください。
注いでいただいたところすみません。お酒は飲まないので、このグラスは下げていただけますか。お茶を注文します。
店員や幹事に対応を頼み、飲み干すことや、誰かに無理に引き受けてもらうことで解決しないようにします。中身が分からない飲み物も、味見で確かめようとせず注文内容を確認してください。
飲まない理由を聞かれても、説明する範囲は選べる
飲めない体質、体調、服薬、妊娠の可能性などを、断るための理由として作ったり、詳しく話したりする必要はありません。この記事は飲酒してよいかを判断する医療情報ではなく、飲まないと決めた意向を伝えるための案内です。
「前は飲んでいたよね」と言われたら
前は飲んでいたけれど、今日は飲まないと決めているんだ。お茶のままでお願い。
過去に飲んだことは、今回も飲む約束ではありません。以前の飲酒量や、飲めるかどうかの説明に話を広げず、今日どうするかを答えます。
個人的な事情を探られたら
詳しい事情はここでは話さずにおきます。今日はお酒を飲まない、ということでお願いします。
聞かれた内容を肯定も否定もしたくないなら、別の事情で置き換えなくても大丈夫です。普段から話しやすい相手なら「そこは内緒にしておくね。飲み物はお茶で」と柔らかくできます。
今後も飲まないことを伝えたいなら
今後の集まりも、お酒は飲まずに参加したいです。飲み物はその都度自分で注文しますね。
今回だけの返事に「今後も」を無理に入れず、続けたい方針があるときだけ伝えます。理由の書き方で迷ったら、断る理由をどこまで伝えるかのガイドも確認できます。
「一杯だけ」が続くときは、交渉を続けない
同じ意向を一度伝え直すなら、「量の問題ではなく、今日は飲まないことにしています。勧めるのはここまでにしてください」と返せます。それでも続くとき、笑顔や上手な言葉だけで収めようとしなくて構いません。
厚生労働省の健康に配慮した飲酒に関するガイドライン(PDF)でも、飲酒する習慣がない人などへの無理な勧めは避けるよう示されています。相手の顔を立てるために飲むことを、この記事では勧めません。
断っても注がれる、飲むまで帰れないと言われるなど、圧力や怖さがあるときは、近くの信頼できる人や店員に助けを求め、その場を離れることを優先してください。言い方を変えて何度も説得する必要はありません。
職場で繰り返される場合は、落ち着いてから日時・発言・同席者をメモし、社内の相談窓口へ。社内では相談しにくい場合は、いじめ・嫌がらせなどの労働問題を扱う厚生労働省の総合労働相談コーナーも利用できます。個別の行為が法律上どう扱われるかは、この記事では断定しません。
曖昧な返事を、次の行動が分かる一文に直す
少しなら飲むように読める返事
あまり強くないので、できれば控えめで……。
飲まない意向と注文を伝える返事
今日はお酒は飲みません。最初からお茶でお願いします。
「控えめ」は量を減らす意味にも読めます。飲まない場合は量の相談にせず、希望する飲み物まで伝えます。また「次は一緒に飲みます」は次回の約束になるので、そのつもりがなければ加えないでください。
送る前に、次の3点だけ確認しましょう。
- 参加するか欠席するかが、飲み物の話と混ざっていないか
- 飲まない理由を作っていないか、話したくない事情を書いていないか
- お茶など希望する注文と、必要な会費の確認が済んでいるか
事前連絡の下書きは文面チェッカーで表現を見直せます。ただしチェック結果は飲酒の安全性や相手の反応を判定するものではありません。会自体への参加を見送りたいと決めたら、上司へ飲み会の欠席を丁寧に伝える文例や飲み会の断り方ガイドへ進み、飲み物の希望ではなく欠席の連絡に切り替えてください。




